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12月も後半となり、早いもので本年も残りわずかとなりましたね。今年は「こんなことがあったなぁ」などと振り返りを行う時期となりました。皆さまはどんな1年をお過ごしでしたでしょうか?
気象の世界でも2022年は様々なことが起こっています。
そこで今回『頭痛ーる』では2022年の気象と、「気圧変化」がどのようなものだったかを振り返ります。
昨年(2021年)はコチラ⇩
一昨年は(2020年)はコチラ⇩
2022年も2021年に続き、寒い冬となりました。特に東・西日本で平年より低い気温の日が続き、日本海側では大雪となった所も多くありました。
新潟県津南町では、積雪が4m19cmを記録し、最深積雪記録を更新しました。
また、東京でも4年ぶりに大雪警報が発表され、10cmの雪が積もりました。
2月までは気温の低い状態が続いていましたが、3月になると一転、全国的に平年よりかなり高い気温となりました。
この影響で桜の開花・満開は全国的にかなり早いものとなりました。
その後も気温の高い状態が続き、4月中旬には愛知や大阪など多くの地点で真夏日を観測しています。
2022年は記録的な暖かい春となり、4月や5月は夏を思わせる暑い日も多くなりました。
季節は進み、6月になると梅雨前線が北上して、九州~東北にかけて一斉の梅雨入りとなりました。梅雨の中休みとなった6月末には、関東で40℃を記録するなど、今年もかなり暑い夏となりました。
ただそれ以上に、一番特徴的だったのは、日本の各地で局地的な大雨が多く起こったことです。
7月中旬は九州などで、8月上旬は北日本で大雨となり、大雨特別警報も発表されました。特に8月の北日本の大雨は各地に甚大な被害が出ています。
暑い夏で局地的な大雨が多く起こったのが、2022年の夏の特徴です。
9月になると台風11号と14号や15号などが相次いで、日本列島に接近や上陸をして、大きな影響を及ぼしました。
台風11号は九州に、台風14号は沖縄~北日本にかけて全国各地に、台風15号は東海地方に特に大きな影響が出ています。
また、気温は9月と11月は高い日が多かったのに対して、10月は低めの気温の日が多く、気温の変動が大きくなりました。
こちらでは、1日の気圧低下が大きかった都道府県のTOP5を発表して、今年の気圧を振り返ります。
※24時間で気圧低下が一番大きかった都道府県とその日付
TOP5の全てが9月18日~9月19日にかけてとなっています。
これは、台風14号が九州に上陸したため、九州の各地で気圧が大きく低下しました。
(2022年9月18日21時の天気図)
特に鹿児島では、気圧が940hpa程度まで下がり、24時間で65hPa以上も気圧が低下しています。気圧グラフにおさまらない程、とても大きな気圧の低下が起こりました。
(2022年9月18日 鹿児島の気圧グラフ)
過去のあの日の気圧がどうなっていたか、またその時の体調はどうであったかは、「痛みノート」に記録を付けておくと、振り返って確認することができるようになります。
ぜひご活用いただいて体調管理の参考にお使いいただければ幸いです。
2022年も様々なことが起こり、気象の世界でも気圧が日々変動していきました。気圧が大きく低下する度に頭痛などの体調不良を起こす人が増えますが、『頭痛ーる』をご利用いただくことで、少しでも痛みなどを予防したり楽な気持ちにできたらと思っております。
来年も『頭痛ーる』をどうぞよろしくお願いいたします。