寒さで布団から出るのも億劫だった冬も終わりを迎え、ようやくあたたかな春が…♪
しかし、花粉アレルギーをお持ちの方にとって手放しで喜べないのがこの季節。
症状が重い方の中には2月頃から
・くしゃみ
・鼻づまり
・目のかゆみ
など、つらい症状との戦いが始まります。
▼2022年の年間花粉予報はこちら
この記事では、頭痛ーる編集部、花粉症歴14年の社員が“今すぐできる花粉症対策”をお届けします。
花粉症対策の基礎を徹底して、つらい時期を一緒に乗り越えましょう!
マスクには、鼻や口から吸い込む花粉をおよそ1/3~1/6に軽減し、鼻の症状を軽くする効果があるといわれています。
自分の顔に合った大きさ、なるべく息がしやすい不織布マスクを選ぶと良いでしょう。
マスクをつける際は、出来る限り外部からの花粉の侵入を防ぐことが大切です。
・鼻の形にフィットさせる
・鼻や頬、顎に隙間ができていないか確認する
・顎下までしっかり覆う
これらをしっかりと意識しましょう。
マスクを勢いよく外してしまうと、マスクについていた花粉が舞い上がり、せっかく防いだはずの花粉を吸い込んでしまいます。
花粉が舞い上がらないよう、ゆっくり丁寧に外すことを心がけましょう。
現在花粉症でない方も、吸い込む花粉の量を少なくすることで花粉症の発症を抑える効果が期待できます。
暖かくなると、花粉が多く舞う場所への外出も多くなりますから、しっかりとマスクを着用したほうが花粉症の発生リスクを防ぐことができるでしょう。
花粉対策用の防御カバー付きメガネはもちろん、通常のメガネでも眼に入る花粉を約1/3に抑えることができます。
コンタクトレンズは、刺激によってアレルギー性結膜炎を増幅させる恐れがあるため、メガネを使用する方が良いでしょう。
症状が重い方の中には、体内に侵入した花粉によるアレルギー症状だけでなく、皮膚に付着した花粉によってかゆみや炎症を起こしてしまう「花粉皮膚炎」を発症するケースもあります。
なるべく肌を隠す長袖、素足よりもストッキングやパンツを選び、花粉との接触を避けましょう。
花粉は肌だけでなく、髪にも付着します。髪の毛の長い方はコンパクトにまとめる、整髪料をなるべくつけないようにすることも効果的といわれています。
また、帽子をかぶることで花粉の付着量を減らすことができます。
ウールなどの凸凹した素材は花粉が付着しやすいため、綿やポリエステル(化学繊維)などスベスベした素材を選ぶようにしましょう。
肌がべた付いていると花粉が付着しやすくなるといわれています。
リキッドファンデーションよりも、パウダーファンデーションを使用するなどして、マット肌に仕上げると花粉を防ぐ効果が期待できます。
家に入る前に衣類に付着した花粉をしっかりと払い落としましょう。これを行うことで、家の中への花粉の侵入、蓄積を防ぐ効果が期待できます。
家に入ったら、うがいと洗顔をして花粉を除去しましょう。
目や鼻を洗う際に水道水を使用すると粘膜を傷めることがあるので、生理食塩水の使用をおすすめします。
生理食塩水(0.9%食塩を溶かした蒸留水)を体温程度に温めて使用しましょう。
どんなに気を付けていても、知らず知らずのうちに部屋の中に入り込んでしまう花粉を少しでも減らす方法をご紹介します。
花粉は換気扇を通して入り込んでくるケースもあります。カバーをするなどして出来る限り部屋の中へ入り込む花粉を減らしますよう。
できることなら外に干すのは避けたいですが、匂いも気になりますからなかなかそうもいきませんよね。洗濯物を取り込む際にしっかりと花粉を叩き落としてから取り込むようにするだけでも、部屋の中に入り込む花粉を減らすことができますよ。
こまめな掃除機かけはもちろんですが、濡れ雑巾やモップで拭くのも効果的です。
花粉が多く残存している場所としては、床、カーテン、玄関が挙げられます。これらの場所は念入りに掃除をして、花粉を溜め込まないように意識しましょう。
日頃の体調管理によっても、花粉症の症状が重くなったり軽くなったりするといわれています。
ストレスは花粉症の症状を悪化させる要因のうちの1つと考えられています。自分なりのストレス解消法を見つけてストレスを溜めないようにしましょう。
睡眠時間をしっかり確保すること、規則正しい生活を送ることは、正常な免疫機能を保つためにとても重要です。
風邪を引かないようにすること、お酒やタバコを控えることも粘膜を正常に保つことに繋がり花粉症の症状を抑える効果が期待できます。
また、適度な運動で免疫力を高めることも意識しましょう。
効果に個人差がありますが、花粉症を緩和するといわれている食べ物を摂取してみるのも良いかもしれません。
ヨーグルト、れんこん、青魚、チョコレート、梅干し
【参考文献】
大正製薬グループ ALLER-LAB 花粉症にお悩みの方必見!食べ物で美味しく花粉症対策!
※食品による花粉症対策は発症後の症状を抑える効果は期待できません。症状がつらい場合は、医師に相談することをおすすめします。
鼻がムズムズする、鼻詰まりが解消されないという方は、アロマを取り入れてみるものおすすめです。
ユーカリ、ペパーミント、ラベンダー
【参考文献】
アロマスター株式会社 くらしとアロマ 花粉症に悩む方必見!アロマの香りで上手に花粉対策
今回は代表的な花粉症対策をいくつかご紹介させていただきました。
「眼球を取って洗いたい」
「鼻の噛みすぎで鼻の下がボロボロ」
「涙でアイメイクがよれる」
「喉や耳までもが痒い」
「鼻の噛みすぎや薬の影響で頭がボーっとする」
“目のかゆみ”、“鼻づまり”という表現ではおさまらないほど、花粉症はとてもつらいですよね…!
しかし、学生時代は箱ティッシュが手放せなかった私も花粉症歴14年ともなると、花粉症との向き合い方や花粉症を緩和させる方法が身につき、昔に比べて症状が軽くなったように感じることもあります。
基礎的な対策方法から、自分なりの花粉症との向き合い方を見つけて、少しでも快適に花粉時期を乗り切りましょう!