
平松 育子/獣医師・アロマテラピーインストラクター
ペテモ動物病院 院長
アイビー・ペットライティング代表
獣医師歴27年の経験を活かし、各方面で活躍。
得意分野は皮膚疾患で、皮膚科・内科を中心とした一般診療に従事。予防にも力を入れている。
アイビー・ペットライティング代表
獣医師歴27年の経験を活かし、各方面で活躍。
得意分野は皮膚疾患で、皮膚科・内科を中心とした一般診療に従事。予防にも力を入れている。

寒くなる冬の季節は、猫の体調管理において特に注意したい時期です。
その中でも発症が増えやすい病気のひとつが尿石症です。
尿石症は、尿の中のミネラル成分が結晶化し、結石となって膀胱や尿道にたまる病気で、放置すると強い痛みや排尿障害を引き起こします。
今回は、尿石症の原因や症状、対策についてご紹介します。
尿石症とは、尿中のミネラル成分が結晶化して結石(尿石)となり、膀胱や尿道、腎臓などの尿路にたまる病気です。
猫では膀胱や尿道にできることが多く、排尿時の痛みや頻尿、血尿の原因になります。
水分摂取量が少なく尿が濃くなると結石が形成されやすく、ストルバイト結石やシュウ酸カルシウム結石が代表的です。
特にオス猫では尿道閉塞を起こすと命に関わることがあります。
冬は暑い季節に比べて水を飲む量が減りがちです。
猫はもともとあまり積極的に水を飲まない動物ですが、寒さによってさらに飲水量が減ると、尿が濃くなり、結石ができやすくなります。
加えて、運動量の低下やトイレを我慢しがちになることも、尿石症の一因です。

尿石症の初期症状は見逃されやすいのが特徴です。
次のような症状がある場合はできるだけ早めに動物病院を受診することをおすすめします。
特にオス猫では尿道が細いため、尿路閉塞を起こすと命に関わることもあります。少しでも異変を感じたら、早めに動物病院へ相談しましょう。
冬に増えることが多い尿石症ですが、次のようなことに気をつけて、できるかぎり予防していきましょう。
尿石症は、日々の生活習慣と密接にかかわる病気です。
冬の間は特に排尿の回数や尿の量、トイレでの様子を意識して観察し、小さな変化を見逃さないことが大切です。
頭痛ーるを有効にご利用いただき、天気や気温などの変化をチェックしていきましょう。
