気象病に関する気象用語

天気予報でよく耳にする気圧って何?単位は?

気圧って何のこと?

気圧とは『気体の圧力』の事で、天気や気象の分野では一般的に気圧は大気圧(大気の圧力)の事を指します。

ある地点の気圧はその点の単位面積あたりの鉛直方向(上方向)の空気の総重量をいいます。

簡単にいえば、ある地点の空気の重さの事です。

気圧の単位は?

気圧はhPa(ヘクトパスカル)で表されます。

以前はmbar、mb(ミリバール)が使用されていましたが、1992年に国際単位系にあわせてhPa(ヘクトパスカル)に変更されました。

1hPa(ヘクトパスカル) = 1mbar(ミリバール) なので数値の意味としては変わりはありません。

ちなみに 1hPa(ヘクトパスカル) = 100Pa(パスカル) なので、1mbar(ミリバール) = 100Pa(パスカル) となります。

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この記事の監修者



宮本 大平


気象予報士

気象予報士を取得し十数年にわたり予報業務や「お天気.com」の運営などに従事。ウィンタースポーツが好きな二児の父。
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