頭痛ーるはアットアロマさんにご協力いただきオリジナルアロマをつくりました!
ご協力いただいたアットアロマさんは、多くの企業向けに空間の目的やニーズに合わせた香りの空間デザインを手がけています。(企業導入事例)
実店舗では、個人向けに自分だけのオリジナルアロマをブレンドしてくれるサービスを行っています。
今回はアットアロマ神宮前店にお邪魔して、アロマの事を詳しくお話いただきながら、頭痛ーるユーザーのみなさんにお使いいただける「リラックスアロマ」と、「デイケアアロマ」の2種類の香りが出来るまでをご紹介します。
左上:株式会社ポッケ 気象予報士:飯山・デザイナー:安中
左下:アットアロマ株式会社 アロマ空間デザイナー:武石さん・アロマ空間コーディネーター:伊藤さん
安中:伊藤さんと、武石さんは元々頭痛ーるを使っていただいていたんですよね。どういった経緯でお知りになったんですか?
伊藤さん:昔から頭痛もちだったので、先輩に「こういうアプリがあるよ」と教えていただいてから頭痛ーるを利用しています。
アプリをみるようになってから、この頭痛にはちゃんと理由があるんだということがわかって安心できるようになりましたし、明日は気圧が下がるから早く寝たり、体調と整えたりと、予防が出来るようになって嬉しいです。
武石さん:私も頭痛ーるを会社の同僚に聞いてから利用するようになりました。何か重いなと感じる時は、気圧が下がる予報がくるので、今まで何で不調なんだろうと思っていましたが、理由がわかってすっきりしました。
あと、自分の体調のせいだけではなく、気圧で多くの人が不調になると知って安心した部分もあります。
でも、気圧が原因の頭痛のことを知らない人がまだまだいると思うので、そのことに気づいてもらって、アロマでもなにかサポートできるといいなって思っています。
飯山:昔から雨が降ると具合が悪くなるとか、天気が悪くなると体調が悪くなるとか、なんとなく言われていたんですね。
伊藤さん:おばあちゃんの関節痛とかですよね。
飯山:そうです。
なんとなくは知っていたけど、実際には具体的な指標がなく迷信のように思われていたんですが、目に見えない気圧の変化を頭痛ーるのアプリでわかりやすく表現しました。
伊藤さん:一日の中で結構気圧は変動するじゃないですか。毎日変わるんですか?
飯山:毎日一定のリズムで気圧の変動があるので、その動きには耐えられるんですけど、いつもよりも大きく気圧が下がってしまったときに、敏感に感じてしまうようです。
伊藤さん:普段と違うことがストレスになるんですね。
武石さん:体質も影響があるんですか?
痛みの症状って人によって分かれるじゃないですか。
飯山:そうですね。
気象病を研究している大学の先生がおっしゃるには、耳の三半規管の影響があるみたいです。それが敏感な方は、気圧の変化に影響をうけやすいようです。
武石さん:乗り物酔いする人とかですか?
安中:そうですね。
それも三半規管が影響しているようです。その時の体調やストレスの状況によっても変わりますが、内耳にある三半規管が弱い人は乗り物酔いになりやすかったり、気圧の変化を敏感に反応してしまい頭痛などの症状としてでてしまうようです。
なので、気象痛の方は痛みを感じる前に乗り物酔いの薬を飲み、三半規管の状態を整えておくと良いと言われています。
伊藤さん:事前に整えておれば、多少はよいということですね。
安中:はい。事前に予防しておくことで多少は気圧の変化を感じにくくなるということです。
飯山:事前予防としては、ストレスや睡眠不足、疲労などが気象病にも影響があるので、痛みが出る前に体調を整えておくといつもより改善できる可能性もあります。
武石さん:今年は台風が多かったと思いますが、やはり台風の時が一番変化がありますか?
飯山:そうですね。一番影響があるのは台風が近づいている時です。
ここ数年、温暖化の影響で台風の発生が増え、それに比例するように不調を訴える方が増えたことで、「気象病」や「気象痛」という言葉と共に頭痛ーるがメディアで取り上げられることも増えてきましたね。
伊藤さん:やっと最近知られるようになってきた。というかそういうものがあると認識されてきた感じですね。
安中:頭痛ーるを作った6年前はだれも知らないジャンルでしたし、開発当初われわれも詳しくなかったので「これ当たるのかな?」「効果はあるのかな?」と思っていましたが、ユーザーのデータを集めていくうちに気圧と痛みの関係や細かな修正を行っていき、より精度の高い情報を提供できるようになりました。
それが年を重ねるごとにTVや雑誌で取り上げていただき広がっていったと思います。
伊藤さん:ダウンロード数もすごいんですよね。
安中:はい。先日200万ダウンロードを達成しました!
武石さん:それだけ悩まれている方が多いってことですよね。
安中:そうですね。
頭痛ーるでは予報は出来ますが、予防対策の提示を出来ていません。
今回のようにアプリを愛用されている方にお会いする機会があるんですが、皆さん様々なリラックス方法を試されていて、その中に自分の好きなアロマでリラックスをしているというお話を聞いて、今回アットアロマさんに頭痛ーるオリジナルの香りをお願いすることになりました。
伊藤さん:アロマは普段使われていますか?
安中・飯山:いやー我々はあまり……。
武石さん:そうですよね。でも、最近は男性の方も増えてきていまして、お香の代わりにアロマを使う方が増えてきているんですよ。
伊藤さん:みなさん「アロマ=リラックス」とか「癒される」とか、漠然としたイメージはあると思うんですけど、今日はそこをもっと詳しくご説明させていただければと思います。
武石さん:アロマは「アロマセラピー」という言葉からきていて、定義としては、ハーブなど植物のエッセンシャルオイルを利用して心と身体を健康にする自然療法のことです。
アロマと聞くと難しいイメージをお持ちの方が多いようなんですが、眠れない夜にハーブティーを飲んだり、生姜湯で体を温めたり、そういったこともアロマセラピーの1つと言われています。
アロマセラピーの一番の特徴が天然の香り、エッセンシャルオイルを使うことなんですけれども、オイルとそれぞれ部位によっても香りの雰囲気とか、期待できる効果効能も変わってきます。
例えば、果実。オレンジの実をギューっと絞るとオレンジジュースが出てきますよね。その皮をさらにギューっと絞るとエッセンシャルオイルが取れます。
安中:へーーー!
武石さん:果実のアロマ金額も安価でアロマが初めての方でも使いやすいというのが特徴です。
気分を明るくしたり、元気にしてくれるような、そんな効果効能が期待できます。
逆にカモミールやローズのようにお花は花びらからオイルを抽出するんですけど、中々取れなくて、ローズだと50本分の花びらでやっと1滴取れるくらい貴重な香りなんです。
安中:50本分で1滴ですか。
武石さん:なのでお花のアロマは高価なものが多いです。
でも、すごく華やかで濃厚な香りでリラックス効果も期待できるので女性でお好きな方は非常に多いですし、ローズ、イランイランとかは眠る前のリラックスにも適しています。
果実とお花は人を引き付けるような香りなんですけど、それは元々植物がもっている力で、自分の種子だったり花粉を鳥や虫に運んでもらって、子孫繁栄をやるために、いい香りを出していると言われています。
逆に葉っぱと木っていうのは防虫効果とか抗菌作用があるものが多いんですけど、虫に食べられないように、自分を守るようなそんな防衛本能の香りと言われています。
なので、ミントとか、ローズマリーのスーッとしたスッキリと系の香りが多いのと、抗菌作用が期待できる香りも多いです。
そして木の香りは、樹脂から、枝葉、木など、様々な種類がありますので、それによってリラックス、リフレッシュと幅広く使えるのが木の香りです。
安中:僕、家で桧葉(ヒバ)を使っているんです、チップにオイルを染みこませて。
木の匂いがいいなって思って使っているんですけど、どういった効果があるんですか?
伊藤さん:桧葉(ヒバ)はすごくリラックス効果が期待できますね。
桧葉の木のチップをお風呂に入れるという事もできるので、それだけ心地よくリラックスできますよね。
安中:そうなんですね。
武石さん:そういったことが、アロマの一般的な効果効能と言われていることです。
私達はアロマセラピーの香りを紹介するだけではなく、利用する季節や時間、場所を考え、より心地よい空間にするために香りで空間をデザインする「アロマ空間デザイン」という取り組みを進めています。
マッサージやトリートメントだけではなく、生活の中でも簡単に香りを楽しむ方法を提案しています。
伊藤さん:手に塗ったり、マッサージしたりでしか使えないと思ってらっしゃる方も多いので、アロマの香りを嗅ぐだけで効果があるというのは、お伝えしたいことの1つです。
武石さん:香りを作るにあたって、気象病の頭痛のメカニズムを確認させてください。片頭痛の状態と似て血管が拡張している状態なんですよね?
飯山:はい。そうですね。
武石さん:頭痛の種類によっていい香りが変わってくるんですけど、日中頭痛が来たなって方には、血管の広がりをおさえるように、スッキリするような香りをメインにお勧めできればなと思っています。
それと、明日気圧が下がる予報があり、頭痛が来そうだなっていうときの予防には、ぐっすり眠るのが一番なので、心身のバランスを整えるような香りを中心にお勧めできればいいのかな。と思っています。
武石さん:オリジナルの香りを作るときにはコンセプトシートを使っていきます。
「こんな感じの香りが欲しい」という漠然としたイメージだけで作っていくと、ブレンドしていくうちにあれもいい、これもいいとなり纏まりがなくなってしまうんです。
はじめに香りのテーマや目的を決めます。
テーマや目的を決めたら、もう少し具体的に「すっきり爽やかな印象がいい」とか、「自律神経を整えたい」とか、「甘い香りがいい」とか、キーワードをだしてもらいます。
そしてその香りを利用する時間帯や、香りの印象として「リラックス」か「リフレッシュ」を5段階レベルで考えてるなど、作りたい香りをしっかりとイメージしてから、使う香りを選んでもらいます。
そういったことをコンセプトシートにマーキングしていくと、頭の中も整理して香りも選びやすくなるので、こんな作業をいつも行っています。
このシートを作ることで、今回作る2つの香りの差もでてきますので。
安中:ちなみに普段はどういった香りのオーダーが多いんですか?
武石さん:漠然と癒し系の香りが欲しいという方もいらっしゃるんですけど、「寝れない」という方が結構多いですかね。
あと、どんなときに使いたいと聞くと、「寝る前に」とか、「お仕事から帰ってきて、家でリラックスしてるとき」が多いです。
仕事中にやる気を!とかはあまりないです。笑。
伊藤さん:どちらかと言うと、夜とかリラックス系を求められる方が多いですね。
武石さん:うちのアロマで、サプリメントエアラインというのもあるんですけど、フォースリープという香りが人気です。
あと、スリープシープという眠りのラインとか。眠りをいいものにしたい方が多いので人気ですね。
武石さん:頭痛がくる前夜のアロマのテーマとしては、「雨や台風の前夜に頭痛を予防するリラックスアロマ」でしょうか。
飯山:そうですね。
武石さん:気圧が下がる前夜は完全にリラックスしたほうがいいですか?
飯山:そうですね。
伊藤さん:夜寝る前は、夜寝る直前のほうがいいんですか?
それとも夕飯後くらいからがいいんですか?
飯山:眠り、穏やかに眠りを誘うような、そしてぐっすり眠れれば。
伊藤さん:ほっと一息ついたそのタイミングで使える。リラックスできるような香りですと、身体を緩められるような。ラベンダーとか、フローラル系。
武石さん:そうですね。
香りのタイプとしては、フローラル系とかすこし穏やかなフローラルウッド系。
眠りと言えば一番人気はラベンダーなので、ラベンダーは入れたいなと思うんですけど、ホルモンバランスに効果的なゼラニウムとか、あとイランイランも入れていきましょう。
あと……。現代人は忙しいので、急に眠れと言われても難しいですよね。
ちょっとクールダウンできるようなスーッとしたやわらかさもあった方がいいかなと思うのですこし自然を感じられるように、ヒノキやサイプレスのような木の香りを少し入れていくと、嗅ぎやすくなると思います。
武石さん:もう1つが日中に使用する香りでいいんですよね。
安中:はい。そうですね。
武石さん:頭痛を感じたときに気持ちをやわらげる香り。
デイリーアロマのイメージは、リラックスとリフレッシュがそれぞれどのレベルになりますか?
安中・飯山:リフレッシュMAX
武石さん・伊藤さん:MAX!?
安中:はい。具体的なイメージはついていないんですが。
伊藤さん:香りをつけたらシャキっと目が覚めるみたいな感じですね
ただ、痛みがあるので急に気持ちを持っていくのって難しいのかな?って思ったりするんですが……。
飯山:たしかに。
伊藤さん:頭痛があるときに、どの程度リフレッシュな気持ちがあるといいですか?
飯山:すこしでも忘れられるような。
伊藤さん:結構ガラッと切り替えるほうがいいのかな?
武石さん:それでいうと結構リフレッシュですね。
安中:そうですね。
伊藤さん:すごく痛いときは、リフレッシュして目を覚ますのもいいんですが、気持ちを落ち着かせたいという感じも残したいですよね。
すこしリフレッシュは入れつつも、今の自分の心のケアをしてくれる感じはどうでしょう。
安中:そうですね。痛いときに血圧が上がってしまったり興奮するような刺激はダメなんですけど、すこし渇を入れてくれるような香りがいいと思いました。
武石さん:憂鬱さがすこしでもなくなればいいですよね。
時間帯は昼ですよね。これから仕事とか家事とかがんばりたいという時ですね。
安中:気圧による頭痛が、出やすいのが朝起きてからなので、朝ですね。
中には起きたては平気だけど徐々に痛くなるって方もいるとは思うんですが、気圧頭痛の場合は朝が多いって方が多いです。
その時に対策を取らないと、その日一日中ずっといたいままなので、お早めに薬を飲むとかされたほうがいいと言われていますね。
鎮痛剤を飲むのが遅れると、どんどん痛み物質が広がっていくので、それが小さいときに押さえるほうが良いと言われています。
武石さん:それでは香りは、先ほどご紹介したペパーミントとローズマリーもお勧めです。スッキリシャープな印象を感じさせる頭をユーカリでクリアーに整えてくれます。
今あげたのはかなりシャッキリ系なので、元気が出るようなオレンジやベルガモットなど、シトラス系ををブレンドしてなじみやすく出来ればいいかなと思っています。
みんなで「デイリーアロマ」「ナイトアロマ」の2種類の香りを確認していきます。アロマオイルブレンダーという香りブレンドマシーンにレシピを入力して、オリジナルレシピのブレンドを作っていきます。
香りは、頭上にあるシャワーから体感できるので、香りを変えたり、強さを調節しながら、仕上げていきます。
最後に、アロマオイルの分量が決まったら、そのレシピ通りにブレンドしてもらいます。
頭痛ーるオリジナルのアロマオイルが完成しました。
香りの最終確認です。
武石さん:「デイリーアロマ」はさっぱりした香りですけど、やさしさがあって、いたわっている感じがありますね。
安中:本当にやさしさがありますね。
伊藤さん:「ナイトアロマ」は甘さがあって、こちらもやさしさがあっていいですね。
安中:そうですね。キャラクターの違いがはっきり出ていていいですね。
伊藤さん:ここで、アロマを楽しむためのおすすめのアイテムを紹介させてください。
アロマを楽しむ様々なアイテムをご紹介。空間に香りを広げるディフューザーから、香りを垂らすだけの手軽なアイテム、香りをまとうためのハンドフレグランスやロールオンなどのアイテムがあります。
■ロールオン フレグランス
手首や耳の後ろ、好きなところに塗って香りを楽しみます。(商品はこちら)
■ハンドフレグランス
ハンドクリームのタイプで、保湿もできます。より気軽に香りを楽しめます。(商品はこちら)
■stone diffuser mini
ストーンのタイプで、持ち運びもできます。
便利な2個セットなので、2種類の香りも楽しめますし、ストーンが乾いたら違う香りをつけることもできます。(商品はこちら)
■ウッドディフューザー ヒノコ
自然を感じながら、好きなオイルで香りを楽しむことができます。
アロマが蒸発して乾いたら、また違う香りを楽しめます。(商品はこちら)
■スリープシープ アロボックル
アロマオイルのボトルを差込み、フェルトにオイルをしみこませて使うディフューザー。
香りがしみこみ、香りが長く楽しめます。(商品はこちら)
男性には、車やお仕事中に使えるアイテムが人気です
■car diffuser
USBタイプのものは、車だけではなく、お仕事中のPCに挿して使うこともできます。(商品はこちら)
■アロマピンズ
1、2滴オイルを直接垂らして、身につけるピンバッチタイプ。
スーツにも合いますし、女性のお洋服などファッションのアクセントにもピッタリ。(商品はこちら)
お近くにアットアロマのお店がある方は、こちらのレシピNO.を伝えれば購入できます。
デイリーアロマ:NO.226084 ナイトアロマ:NO.226083
▼アットアロマshop一覧
https://www.at-aroma.com/store/
購入前に香りの確認も出来るので、店頭で香りをチェックしてみてください!
お店がお近くにない方は、アットアロマのonline storeで購入できます。
▼アットアロマonline store
頭痛ーるオリジナルアロマ購入ページ
https://store.at-aroma.com/item/GEN_OIL_ORI_10ML.html
【注意】
ご注文後に、お問合せフォームよりレシピNO.を必ずご連絡ください。
ご連絡が無い場合、ご希望の日程にお品物のお届けが出来ない場合がございます。
今回つくった香りのレシピはこちら!
来店できない方は、香りを参考にしてみてください。
アロマオイルのレシピ「ナイトアロマ」
レシピNO.226083
イランイラン
ゼラニウム
ベルガモット
ラベンダー
ホーウッド
アロマオイルのレシピ「デイリーアロマ」
レシピNO.226084
ペパーミント
ローズマリー
ユーカリ
グレープフルーツ
マジョラム
みなさん、気象病の様々な対策をしていると思いますが、この2つのアロマで少しでも痛みの予防と緩和にお役立ていただけたら嬉しいです。
アットアロマ 神宮前店 営業時間:12:00~20:00 ※日・祝(休前日は除く)は18:00まで 定休日:年末年始 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 1F (渋谷駅・東京メトロ13番出口、明治神宮前駅・7番出口より徒歩5分) TEL:03-6419-7630 ▼shop一覧 https://www.at-aroma.com/store/