台風10号の経路図
8月は晴れて猛烈な暑さが続きましたが、9月に入ると沖縄や九州などは台風9号(8月31日~9月3日にかけて)、10号(9月6日~7日にかけて)が接近、通過していきました。
短い間に相次いで台風の影響を受けることとなり、特に台風10号は猛烈な勢力にまで発達し、各地で暴風雨となり大きな被害が出ました。
ただ台風による影響は暴風や大雨だけではなく、私たちの身体へも大きな影響を及ぼしました。
九州沖縄の日別痛み報告数
8月中は気圧が安定した状態が続き、頭痛ーるに寄せられた九州・沖縄地方の痛み報告数は1日あたり約1500件程度でした。ただ9月に入ると台風の影響が出始めて1日あたり約2000件に増加。
特に台風9号が接近した9月2日は約2500件、台風10号が接近した9月6日には約3000件と、8月の1日平均の約2倍の痛み報告数となりました。
猛烈に発達した台風が接近すると、頭痛が起こる人が普段の2倍程度増加すると考えられます。
9月6~7日 福岡の気圧グラフ
台風が接近すると気圧が大きく低下します。この気圧の低下によって頭痛が引き起こされると考えられています。頭痛は気圧が上昇する時よりも、低下する時の方が起こりやすいため、台風が最接近するまでが特に危険な状態と言えます。
台風接近時には、通常の2倍も頭痛が起こりやすくなります。これから10月にかけては台風が多く発生し、接近しやすい時期です。
頭痛ーるでは気圧の変化と頭痛が起こりやすい時間帯がひと目で分かるようになっています。さらにプレミアムサービスの「みんなの痛みナウ」ではみんなの痛み状況がリアルタイムで分かりますので、是非お使いになって、体調管理にお役立て下さい。