寒暖差頭痛とうまく付き合うためのヒミツの食事法
こんにちは!管理栄養士の宮前千咲季です。今回のテーマは、多くの方が悩まされる「寒暖差頭痛」。今年は11月に入っても暑い日があったり、急に冬のように寒くなったりと、頭痛に悩まされる方も多いのではないでしょうか。しかし、ご安心ください。日々の食事を工夫することで、体を内側から整え、頭痛を予防・軽減することができるんです。
気圧と頭痛の関係
まずはじめに、なぜ気圧や気温の変化が頭痛を引き起こすのかを簡単にお話ししましょう。気圧の変化は自律神経に影響を与え、体のストレスとなります。このストレスが頭痛を引き起こすトリガーとなります。ですが、気圧そのものをコントロールすることはできませんよね。そのため、日頃から自律神経を整える食生活を送ることが、自律神経を整えストレスに強い体を作る上で大切なのです。
寒暖差頭痛を和らげる食生活のヒント
血糖値の乱高下を防ぐ
血糖値の乱高下は自律神経を乱してしまうため、注意が必要です。一度にがっつり食事を食べるより、少量をこまめに食べることで血糖値を安定させることができます。間食も我慢する必要はありません。ただお菓子ではなく、ナッツや甘栗、果物など素材そのものを味わうのがおすすめ。栄養価が高く、満足感を得やすいですよ。
しっかりと水分を摂る
水分不足は、頭痛の原因になることも。こまめな水分補給を心掛けましょう。特に寒い時期は体を冷やさないよう、温かい飲み物がおすすめ。カフェインが入ったものだと逆に頭痛を引き起こすケースがあるため、必ずノンカフェインの飲み物を選びましょう。
頭痛予防に有効な栄養素
マグネシウム
マグネシウムは自律神経の調整に関与し、頭痛を緩和する助けになります。アーモンド、ほうれん草、大豆製品に多く含まれます。にがりから摂ることもおすすめですよ。
オメガ3脂肪酸
炎症を抑える効果があるオメガ3脂肪酸は頭痛緩和に役立ちます。青魚、亜麻仁油などで摂取してみましょう。
まとめ
食事で体を整えることで、寒暖差頭痛を和らげることができます。バランスの良い食事、こまめな水分補給、そして栄養素をしっかりと摂取することがポイントです。こつこつと食事から自律神経を整え、季節の変わり目も元気に乗り切りましょう!