冬バテを防ぐ、ヒミツの食事法

冬バテ

冬バテとは?

気温が低く、温かいコートが手放せない時期になりましたね。この時期は頭痛、倦怠感、肩こり、疲労など「冬バテ」と呼ばれる不調を引き起こしやすいのですが、皆様体調はいかがでしょうか?冬バテは、身体が冷えることで自律神経の乱れや血行不良を引き起こすことが主な要因です。しかし、食事のポイントを押さえることで、冬バテの予防は十分に可能なのです。冬を元気に過ごすために、一緒に食事を整えてみませんか?

冬バテの要因

冬バテの主な要因は
①副腎を酷使することで、倦怠感や疲労感を引き起こす
②血行不良になることで、肩こりや頭痛を引き起こす
の2点になります。
①について、体を温める際に副腎から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。 しかしこのホルモンは、必要なタイミングで血圧や血糖値を上昇させ、私たちが元気に過ごすサポートをしてくれるホルモンにもなります。そのため体が日常的に冷えることで「コルチゾール」が使われすぎてしまうと、元気に過ごす上で必要なホルモン分泌が不足して倦怠感や疲労感につながるのです。
②について、体が冷えると血管が収縮し、血行不良を引き起こします。 血行不良になることで一部の細胞に酸素がうまく行き渡らず、凝りや痛みを引き起こすのです。

ヒミツの食事法

では、具体的にどのような食事を心がければ良いのでしょうか。以下に、冬バテを防ぐためのおすすめ食材や効果的な食べ方を紹介します。

1. カフェインを控える

温かいコーヒーや紅茶がおいしい時期ですが、寒い時期こそ控えることがおすすめです。カフェインは血管を収縮させ、血行不良を引き起こします。また副腎にも負担をかけ、疲労させてしまうのです。カフェインについては「コーヒーは1日〇杯までならよい」等 色々な情報が出回っていますが、人体への影響度は人それぞれです。冬バテが気になる方は、なるべくカフェインレスやノンカフェインの飲み物を選びましょう。

2.血糖値を安定させる

血糖値が不安定だと「コルチゾール」の分泌量が増えたり、交感神経が優位になることで血行不良を引き起こしやすくなります。お菓子、スイーツや炭水化物の取りすぎは控えましょう。また最も手軽に血糖値を安定させる方法の一つとして「食べる順番を意識する」という方法があります。食事をする際はおかず類を先に食べ、炭水化物は後に食べるよう意識しましょう。

3. ビタミンCを意識的にとる

副腎を酷使しやすい冬は、ビタミンCの摂取が効果的です。ビタミンCは、副腎の働きを助けてくれるためです。イモ類、パプリカ、ブロッコリー、キウイ、いちごなどの食品に多く含まれます。積極的に摂取していきましょう。またローズヒップティーにもビタミンCは多く含まれます。ノンカフェインですので、コーヒーや紅茶の代わりに取り入れてみるのはいかがでしょうか。

ヒミツの食事法で冬バテを防ごう

これらのポイントを心がけることで、冬の寒さに負けない身体をつくることができます。特に女性は、ホルモンバランスの影響も受けやすいため、栄養バランスを保ちながら、自分に合った寒さ対策を見つけることが重要です。無理のない範囲で食生活を整え、元気に冬を過ごしましょう。

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この記事の監修者
宮前 千咲季/管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
宮前 千咲季/管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
保育園栄養士を経て、特定保健指導業務に従事。1000人以上の方の指導を行う。
担当した参加者の減量率は、参加者全体の平均を大きく上回る。

現在はダイエットサポートやコラムの作成に加え
「食事でブレない心をつくる」をモットーに体質改善サポートを実施中。

https://www.instagram.com/chii_prn/

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