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2026-2027年 インフルエンザワクチン|いつ、どこで受ける?

「インフルエンザの予防接種っていつ受ければいいの?」「今年はなぜこんなに早く流行しているの?」「注射と鼻スプレーのどちらを選べばいい?」とお悩みではありませんか?

今シーズンのインフルエンザは8月下旬から流行が始まるなど、例年よりかなり早いスタートとなっています。ご家族みんなで元気に冬を過ごすために、早期流行の理由やワクチンの最適なタイミング、おうちでできる予防法をわかりやすく解説します。

※本記事は、「オンライン医療事典MEDLEY」と医療支援アプリ「melmo」の共同企画でお届けします。

「オンライン医療事典MEDLEY」では、インフルエンザの症状や治療法、抗ウイルス薬の種類などの詳しい医療情報を医師監修のもとわかりやすく解説しています。あわせてご活用ください。
医療事典:インフルエンザ(症状・原因・治療など)

なぜ今年はこんなに早期流行しているの?「長雨」と「室内環境」の影響

日本のインフルエンザは通常11月〜2月頃にピークを迎えますが、今シーズンは8月下旬から流行が拡大しています。早期流行の理由をひとつに絞ることは難しいものの、天候不順や室内環境の変化など、いくつかの要因が影響している可能性があります。

長雨で「部屋にこもる時間」が増え、換気不足になった可能性
雨や台風が続くと、外出を控えて家や室内で過ごす時間が増えやすくなります。窓を閉め切る時間が長くなることで換気が十分に行われず、人が集まる室内では感染が広がりやすい環境になった可能性も考えられます。

気圧や寒暖差など、季節の変化による体調への影響
長雨や急な寒暖差、気圧の変化が続く季節の変わり目は、体調の変化を感じる方も少なくありません。夏の疲れや睡眠不足などが重なることで、いつも以上に体調管理が必要な時期だったことも、背景のひとつとして考えられます。

今年の早期流行についても、こうした気象条件や室内環境だけが原因とは言い切れませんが、さまざまな要因が重なった可能性があると考えられます。

今年のインフルエンザの流行型は?

主流はA型の新しい変異株

今シーズン流行している主なウイルスは、A型(H3N2 / 香港型)の中でも新しく変化した「サブクレードK」と呼ばれる型です。

今年のワクチンの種類

インフルエンザワクチンは、来シーズンに流行する型を想定した上で、 それらに対応した「3価ワクチン:A型A1N1とH3N2の2種類、B型ビクトリア系統」として、作られています。

ワクチンは「いつ受けるのがベスト?」

ワクチンの効果が出るまでのスケジュール

効果が出るまで:ワクチンを受けてから体の中で十分な抗体(インフルエンザに対する免疫機構)がつくられるまでに約2週間かかります。

効果が続く期間:効果が出始めてから約5ヶ月間持続します。

ワクチン接種おすすめのタイミング

今年は流行のスタートが早いため、「10月〜11月頃」までに受けておくのがおすすめです。秋のうちに接種を済ませておけば、一番流行しやすい真冬の時期(1月〜2月)もしっかりカバーできます。

「注射」それとも「鼻のスプレー」? ワクチンの選び方

予防接種には、従来の「注射」と、痛みのない「鼻のスプレー」の2種類があります。

ワクチンの種類 どんな人におすすめ? 受けられる年齢 回数
従来の注射ワクチン 生後6ヶ月以上の全員 生後6ヶ月〜大人 13歳以上は1回 / 13歳未満は2回
鼻スプレー 注射のチクッとする痛みが苦手なお子様 2歳〜18歳 1回だけでOK(効果は約1年持続)

※喘息をお持ちのお子様や妊娠中の方は、安全のため注射ワクチンをおすすめすることがあります。

おうちでできる「長雨の日・冬場のウイルス対策」

雨の日や寒くなってきた時期は、以下のポイントを意識してお部屋の環境を整えましょう。

お部屋の湿度:湿度50〜60%を目安に保ちましょう。空気中の水分が増えるとウイルスは重くなって地面に落ち、活動が抑えられます。
加湿器の置き場所:床に直接置くよりも、テーブルなど床から少し高い位置(30cm以上)に置くと、部屋全体に効率よく加湿できます。
冬の換気ワザ:窓を全開にすると部屋が冷え切ってしまうため、暖房をつけたまま少しだけ窓を開けたり、人がいない隣の部屋の窓を開けて空気を通す「2段階換気」がおすすめです。

「どこで受ける?」 病院(診療科)の選び方

内科・かかりつけ医:大人の方や、持病(高血圧・糖尿病など)で通院されている方。
小児科:13歳未満のお子様や、2回接種のスケジュール管理、鼻スプレーを希望されるご家庭。
耳鼻咽喉科:アレルギー性鼻炎がある方や、鼻の状態を確認しながらスプレーを受けたい方。

医療支援アプリ「melmo」でスムーズ受診!
インフルエンザワクチンは事前予約が必要な医療機関が多いため、医療機関検索・予約サービス「melmo」を活用するのが便利です。お近くの対応クリニックを確認し、Webでかんたんに予約できます。
https://melmo-app.com/

インフルエンザに関するよくある質問


今回の記事に関連して、患者様から多く寄せられる疑問をピックアップしました。


Q. ワクチンを打ってもかかるのに、接種する意味はある?

A. ワクチンには感染を防ぐ効果とかかった際の症状を軽くする効果が期待できます。インフルエンザワクチンにおいてはワクチンを打つことで感染者を50-60%ほど減らす効果がある一方で、裏を返すと残りの方は打ったのにかかってしまいます。それでも症状を軽くする効果が期待できるので、接種する意味は決して低くありません。特に高齢者や持病のある方にとっては大事なツールになります。


Q. 接種しそびれて流行が始まってしまった。今からでも間に合う?

A. 流行期が終わって感染する場合や、2回目の流行に間に合う場合があるので、ワクチンを打つ価値はあります。


Q. 受験や旅行など、大切な予定の何日前までに打てばいい?

A. 十分な抗体を確保する意味では最低でも14日前に打っておきたいです。


Q. 鼻にスプレーするワクチンは、注射と比べて効果や副反応に違いがある?

A. 現段階で予防効果の強さには明確な違いが指摘されていませんが、効果の持続時間は鼻ワクチンのほうが長いとされています。(12ヶ月と5ヶ月)また、鼻汁や咳嗽、咽頭痛、頭痛などの風邪のような症状が副反応として報告されています。


Q. 接種後に頭痛が出たら、いつもの鎮痛薬を飲んでいい?

A. 飲まなくて済む程度の頭痛であれば飲まないで良いと思いますが、どうしても痛いときは飲んで構いません。


Q. 接種におすすめの天気や時間帯(午前・午後)はある?

A. 効果自体に差はありませんが、体調管理の面から「気圧の安定した晴れの日の午前中」をおすすめしています。午前中であれば、万が一帰宅後に強い副反応が出ても、午後の診療時間に同じクリニックへ相談しやすいため安心です。
また、雨や台風など低気圧の日は自律神経が乱れて頭痛などの「気象病」が出やすく、ワクチンの副反応によるだるさと重なって辛く感じることがあるためです。


インフルエンザの詳しい症状や治療薬(抗ウイルス薬)、経過についての解説は、「オンライン医療事典MEDLEY」でもご覧いただけます。
医療事典「インフルエンザ」の解説ページはこちら

まとめ

今年の早期流行には、長雨や冷房による「室内の換気不足・乾燥」と気象ストレスによる「免疫力低下」が大きく影響しています。

今年はインフルエンザの流行が早いため、10月〜11月頃までの早めのワクチン接種が安心です。

この記事の監修者
医療事典 MEDLEY監修 医師
医療事典 MEDLEY監修 医師

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