【あなたの都道府県の順位は!?】 2024年気圧の影響を受けた都道府県ランキング
いつも『頭痛ーる』をご利用いただき、ありがとうございます!
今年も早いもので、残りわずかとなりました。皆さまはどのような一年でしたでしょうか?
こんなことやあんなことがあったなと、一年の振り返りを行うのにも良い時期かも知れません。
さて、話が突然となりますが、皆さんは気圧の影響の受けやすさに地域差があることをご存知でしたか?
また、どこの地域が気圧の影響が大きいのか、小さいのかといったことを気にしたことはありませんでしたか?
すでにお気づきな方も多いかも知れませんが、日本全国には気圧の変化しやすい地域と比較的変化しにくい地域が存在します。
そこで『頭痛ーる』では毎年恒例となってきていますが、
2024年のしめくくりとして、今年1年間、気圧の変化が大きかった(気圧の影響を受けやすかった)都道府県をランキング形式で発表して、気圧の影響の地域差についてお伝えしていきます。
【昨年のランキング】
2024年気圧の影響を受けた都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | ポイント |
---|---|---|
1位 | 山梨県 | 1458 |
2位 | 長野県 | 1399 |
3位 | 岩手県 | 1171 |
4位 | 群馬県 | 115 |
5位 | 山形県 | 1151 |
6位 | 福島県 | 1148 |
7位 | 栃木県 | 1119 |
8位 | 埼玉県 | 1113 |
9位 | 茨城県 | 1095 |
10位 | 秋田県 | 1081 |
11位 | 北海道 | 1076 |
12位 | 東京都 | 1069 |
13位 | 宮城県 | 1067 |
14位 | 青森県 | 1063 |
15位 | 千葉県 | 1047 |
16位 | 神奈川県 | 1044 |
17位 | 静岡県 | 1027 |
18位 | 新潟県 | 989 |
18位 | 富山県 | 989 |
20位 | 石川県 | 981 |
21位 | 奈良県 | 926 |
22位 | 岐阜県 | 920 |
23位 | 福井県 | 905 |
23位 | 京都府 | 905 |
25位 | 愛知県 | 901 |
25位 | 鳥取県 | 901 |
27位 | 高知県 | 870 |
28位 | 三重県 | 856 |
29位 | 大阪府 | 855 |
29位 | 島根県 | 855 |
31位 | 宮崎県 | 847 |
32位 | 滋賀県 | 831 |
33位 | 兵庫県 | 821 |
33位 | 岡山県 | 821 |
35位 | 徳島県 | 802 |
36位 | 和歌山県 | 798 |
37位 | 広島県 | 797 |
38位 | 香川県 | 783 |
39位 | 愛媛県 | 782 |
40位 | 熊本県 | 777 |
41位 | 鹿児島県 | 770 |
42位 | 山口県 | 760 |
43位 | 福岡県 | 740 |
44位 | 大分県 | 732 |
45位 | 佐賀県 | 729 |
46位 | 長崎県 | 700 |
47位 | 沖縄県 | 658 |
※気圧変化を総合的に評価するため、警戒アラートが3P、注意が2P、やや注意が1P、上昇注意が1Pとして、その合計値でランキング付けをしました。
気圧の影響を最も受けた都道府県は5年連続で山梨県!
2024年も気圧の影響を最も受けた都道府県は1458Pで山梨県となりました。
これで、調査を開始した2020年から5年続けての1位ということになります。
気圧の影響を受けやすい理由は、山梨県の地形的な特徴にあります。
山梨県は山に囲まれた盆地や、標高の高い地域が多く、朝晩と日中との気温差(1日の寒暖差)が大きくなる傾向があります。
1日の気温差は気圧変化にも影響を与えます。
気温差が大きい日は、日中に気圧が下がり、夜に気圧が上昇しやすくなります。
このため他県が高気圧に覆われて気圧が安定する日でも、山梨県内は気圧の変動する日がありますので注意が必要です。
また夏の日中はとても暑くなり、冬の朝晩は寒さが厳しい地域ですので、寒暖差による体調不良にもお気を付け下さい。
気圧の影響を2番目に受けた都道府県は長野県!
2位は1399Pで長野県となりました。
長野県が気圧の影響を受けやすい理由は山梨県と同様、地形的な特徴にあります。
長野県は山に囲まれた盆地や、標高の高い地域が多く、朝晩と日中との気温差(1日の寒暖差)が大きくなる傾向があります。
低気圧による気圧の変化以外にも、1日の寒暖差によって気圧の変化が起こる日がありますので、注意が必要です。
また冬になると冷え込みがとても厳しくなる地域ですので、体調管理には注意が必要です。
気圧の影響を3番目に受けた都道府県は岩手県!
3位は1171Pで岩手県となりました。となりました。
岩手県が上位にランクインした理由は、地理的な影響と地形的な影響のどちらもが関係しています。
東北地方は日本の北東側に位置しているため、西から発達しながらやってくる低気圧が、最後に通過する地域となることが多いです。このため低気圧がより発達した状態で通過し、気圧が他の地域よりも大きく下がることになります。
また、岩手県も、山梨県や長野県ほどでないにしても、山に囲まれた地域が多く存在して1日の気温差が大きくなる傾向があり、気圧も同時に変化しやすくなります。
発達した低気圧が通過しやすいという地理的な影響に加えて、気温差が大きくなりやすい地形的な影響も加わって、気圧変動が大きくなる日が多いのが特徴です。
気圧の影響を最も受けなかったのは、沖縄県!
2024年気圧の影響を最も受けなかったのは、沖縄県となりました。最も気圧の影響を受けていなかったのは、2020年と2021年、2023年に続き4回目。
日本の最南端に位置している沖縄県は、発達した低気圧が通過することが少ないという特徴があります。
梅雨明けし、高気圧に覆われると爆弾マークが何週間も出ない状態が続くことも珍しくありません。
年間を通しても、気圧が安定していることが多いですが、油断は出来ません。
夏~秋にかけては勢力の強い台風が接近することもしばしばあります。
普段は気圧が安定していても、台風の影響を受けた時には、他の地域では見られないような気圧変化が起こりますので、台風には十分な注意が必要です。
2025年も『頭痛ーる』をよろしくお願いいたします
気圧の影響ランキングはいかがでしたでしょうか?
2024年の『頭痛ーる』はより多くの方々にご利用いただけるよう、サービスの向上に努めてまいりました。
これからも、皆さまにご利用いただけるよう歩んでまいりますので、2025年も『頭痛ーる』をどうぞよろしくお願いいたします。