【あなたの都道府県の順位は!?】 2025年気圧の影響を受けた都道府県ランキング

いつも『頭痛ーる』をご利用いただきありがとうございます!
2025年も残りわずかとなりましたね。
皆さまはどのような一年をお過ごしでしたでしょうか?
こんなことやあんなことがあったなと、一年の振り返りを行うのにも良い時期かも知れません。
さて、話が突然となりますが、皆さんは気圧の影響の受けやすさに地域差があることをご存知でしたか?
また、どこの地域が気圧の影響が大きいのか、小さいのかといったことを気にしたことはありませんでしたか?
すでにお気づきな方も多いかも知れませんが、日本全国には気圧の変化しやすい地域と比較的変化しにくい地域が存在します。
2025年のしめくくりとして、今年1年間、気圧の変化が大きかった(気圧の影響を受けやすかった)都道府県をランキング形式で発表して、気圧の影響の地域差についてお伝えしていきます。
実はこのコーナーは毎年行っている頭痛ーるの恒例行事となっています。
昨年2024年の記事は以下にありますので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
【2024年のランキング】
2025年気圧の影響を受けた都道府県ランキング

| 順位 | 都道府県 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 山梨県 | 1504 |
| 2 | 長野県 | 1421 |
| 3 | 群馬県 | 1189 |
| 4 | 埼玉県 | 1152 |
| 5 | 岩手県 | 1148 |
| 6 | 栃木県 | 1146 |
| 7 | 山形県 | 1119 |
| 8 | 秋田県 | 1105 |
| 9 | 福島県 | 1102 |
| 10 | 北海道 | 1092 |
| 11 | 青森県 | 1091 |
| 12 | 茨城県 | 1082 |
| 13 | 東京都 | 1064 |
| 14 | 千葉県 | 1049 |
| 15 | 静岡県 | 1048 |
| 16 | 神奈川県 | 1047 |
| 17 | 宮城県 | 1044 |
| 18 | 新潟県 | 1025 |
| 19 | 石川県 | 1000 |
| 20 | 富山県 | 968 |
| 21 | 福井県 | 894 |
| 22 | 鳥取県 | 874 |
| 23 | 岐阜県 | 873 |
| 24 | 京都府 | 865 |
| 25 | 愛知県 | 858 |
| 26 | 奈良県 | 851 |
| 27 | 島根県 | 835 |
| 28 | 滋賀県 | 805 |
| 29 | 三重県 | 799 |
| 30 | 広島県 | 791 |
| 31 | 高知県 | 787 |
| 32 | 岡山県 | 782 |
| 33 | 大阪府 | 773 |
| 34 | 宮崎県 | 773 |
| 35 | 香川県 | 758 |
| 36 | 兵庫県 | 749 |
| 37 | 徳島県 | 741 |
| 38 | 大分県 | 736 |
| 39 | 山口県 | 725 |
| 40 | 愛媛県 | 722 |
| 41 | 和歌山県 | 715 |
| 42 | 鹿児島県 | 693 |
| 43 | 佐賀県 | 690 |
| 44 | 熊本県 | 680 |
| 45 | 福岡県 | 676 |
| 46 | 沖縄県 | 649 |
| 47 | 長崎県 | 639 |
※気圧変化を総合的に評価するため、警戒アラートが3P、注意が2P、やや注意が1P、上昇注意が1Pとして、その合計値でランキング付けをしました。
気圧の影響を最も受けた都道府県は6年連続で山梨県!
2025年も気圧の影響を最も受けた都道府県は1504Pで山梨県となりました。
これで、調査を開始した2020年から6年続けての1位ということになります。
気圧の影響を受けやすい理由は、山梨県の地形的な特徴にあります。
山梨県は山に囲まれた盆地や、標高の高い地域が多く、朝晩と日中との気温差(1日の寒暖差)が大きくなる傾向があります。
1日の気温差は気圧変化にも影響を与えます。
気温変化によって、空気は膨張や収縮をするため、気圧に変化が起こります。
このため他県が高気圧に覆われて気圧が安定する日でも、山梨県内は気圧の変動する日がありますので注意が必要です。
また夏の日中はとても暑くなり、冬の朝晩は寒さが厳しい地域ですので、寒暖差による体調不良にもお気を付け下さい。
気圧の影響を2番目に受けた都道府県は長野県!
2位は1421Pで長野県となりました。
昨年2024年に続き、2年連続の2位となっています。
長野県が気圧の影響を受けやすい理由は山梨県と同様、地形的な特徴にあります。
長野県は山に囲まれた盆地や、標高の高い地域が多く、朝晩と日中との気温差(1日の寒暖差)が大きくなる傾向があります。
低気圧による気圧の変化以外にも、1日の寒暖差によって気圧の変化が起こる日があります。朝晩は気圧上昇、昼間は気圧が低下しやすい傾向がありますので、お気を付けください。
また冬になると冷え込みがとても厳しくなる地域ですので、体調管理には注意が必要です。
気圧の影響を3番目に受けた都道府県は群馬県!
3位は1189Pで群馬県がランクイン。
群馬県は関東地方の内陸部に位置しているため気温差が大きくなりやすく、山梨県や長野県と同様に気温差によっても気圧変化が起こりやすい地域です。
また夏場は、雷雨が非常に起こりやすいという特徴があります。真夏は通常ですと気圧が安定する時期ですが、雷雨が発生すると短時間に急激な気圧変化が起こります。
これにより真夏でも気圧変化が大きい日がしばしば出現しますので、真夏でも気圧の変化にはご注意ください。
気圧の影響を最も受けなかったのは、長崎県!
2024年気圧の影響を最も受けなかったのは、長崎県となりました。
日本の西に位置している長崎県は、発達した低気圧が通過することが少ないという特徴があります。
低気圧は西から東へ発達しながら通過していくため、日本の西に位置している長崎県は低気圧がまだあまり発達していない状態で通過していきます。
そのため低気圧通過による気圧変動は、そこまで大きくはならないことが特徴として挙げられます。
年間を通しても、気圧が安定していることが多いですが、油断は出来ません。
夏~秋にかけては勢力の強い台風が接近することもしばしばあります。
普段は気圧が安定していても、台風の影響を受けた時には、他の地域では見られないような気圧変化が起こりますので、台風には十分な注意が必要です。
気圧の影響度マップ

こちらはランキングで使用した気圧変化の大きさのポイントを数値によって色分けした日本地図になります。
西と東で色が大きく違うことが一目でわかりますね。具体的には、日本の西側は寒色系の色が広がっていて、日本の東側や北側は赤色となっています。
これは日本の西側は気圧変化が小さく、日本の東側や北側で気圧変化が大きいことを示しています。
何故このようなことが起こるのでしょうか?
それは低気圧が日本列島を通過していく際に、西から東へ、または南西から北東に発達しながら移動していくことが多いためです。
西の方にある地域は、低気圧があまり発達していない状態で通過することが多く、気圧変化はそれほど大きくありません。
ただ低気圧は西から東、南西から北東に移動していく際に発達を続けるため、東側や北側に位置する地域を通過する頃には、かなり発達した低気圧に成長していることが多いです。
このため日本の東側や北側の地域は、低気圧が発達した状態で通過することが多く、大きな気圧低下が多く起こります。
2026年も『頭痛ーる』をよろしくお願いいたします
毎年恒例となっている気圧の影響ランキングはいかがでしたでしょうか?
2025年の『頭痛ーる』はより多くの方々にご利用いただけるよう、サービスの向上に努めてまいりました。
2026年はこれまで以上に『頭痛ーる』をご利用いただけるよう尽力してまいりますので、これからも何卒よろしくお願いいたします。

