天気・気圧の変化と赤ちゃん・子どもの関係~ギャン泣きや不機嫌にも意味がある

天気・気圧の変化と赤ちゃん
雨の日は赤ちゃんのギャン泣きが止まらない、台風が近づくと子どもが機嫌が悪くてグズグズする……。そんな経験はありませんか?

もしかしたら、それは天気や気圧の差が関係している可能性があります。

赤ちゃん期~子ども期は、環境の変化に対応する自律神経が整っていません。

これにより、気圧や天気の変化の影響を大人よりも受けやすく、「なんだか落ち着かない」「強い不安感がある」と感じやすいのです。

しかし、赤ちゃんや子どもは、そのことを言葉で訴える術をもっていません。そのため、泣いて機嫌が悪いという状態になります。

また気圧が下がると頭痛がするというのも赤ちゃんや子どもにも起こる症状です。

電車・飛行機……気圧変化による症状から赤ちゃん・子どもを守る方法

電車に乗ったら突然、赤ちゃんが泣き出した……。そんな光景を目にしたことはないでしょうか。

環境の変化に反応して泣いているのかもしれませんが、もしかしたら、微妙な気圧変化に反応している可能性があります。
大人の耳子どもの耳違い
小さい子ども、特に赤ちゃんは、耳管が大人に比べて短く真っすぐなため、気圧の影響を受けやすくなります。

日常生活の中で、赤ちゃんや子どもが気圧変化を感じる場所は、電車内だけではありません。トンネル・地下鉄・飛行機なども気圧が変わりやすい場所です。

特に、赤ちゃんは耳管の形状特性により、飛行機に乗った際に中耳炎になりやすいので、注意してください。

赤ちゃんを飛行機に乗せる場合は、耳管が通りやすくなるように授乳をするとよいでしょう。
また、ある程度の年齢(※1)の子どもが飛行機に乗る場合は、着陸前にガムを噛んだり、飴を舐めさせたり、こまめに水分を摂ったりするようにしましょう。自然と耳管が開き、気圧変化の影響を最小限にすることができます。唾を飲み込むという行為でも構いません。

「何をやっても子どもの機嫌が戻らない……」
そう思った時には、気圧変化を思い出してみてください。

もしかしたら気圧の変化を感じてつらいのかも……ということを頭に入れておくと、一緒にいる親や大人の気持ちが楽になるかもしれません。

(※1 丸のみする危険性が低い年齢のお子様には注意が必要です。保護者管理の元、お子様の成長に合わせて判断してください。)

この記事の監修者



舟久保 恵美


慶應義塾大学医学部神経内科非常勤講師/医学博士/保健師/健康気象アドバイザー

名古屋大学環境医学研究所にて、天気と痛みの関係について研究し、医学博士号を取得。
日本で唯一の低気圧頭痛を専門にする産業保健師(現在、内田洋行グループ企業の従業員の健康管理を行っている)。

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