10月なのに真夏日、台風は31号まで!記録ずくめの1ヶ月の天気を振り返る

2026年の10月は「え、まだ暑いの?」という日もあれば、台風も多く、記録的なことがたくさん起きた1か月でした。 そんな2026年10月の気象トピックスを振り返ります。
🌀 台風31号が発生!55年ぶりのハイペース
10月24日に台風31号が発生しました。10月末までに31個というのは、統計が始まってから3番目に多い数です。10月中に31号まで発生したのは、なんと1971年以来55年ぶりなんです。
ちなみに上位はこんな感じです。
- 1位:1967年(35個)
- 2位:1971年(34個)
- 3位:2026年(31個)
🌀 どうしてこんなに台風が多かったの?
理由は大きく3つあると考えられています。
① 海の温度が高かった
春から続いているエルニーニョ現象の影響で、台風が生まれる熱帯の海が温かい状態に。雲ができやすく、台風が発生しやすい状態が続きました。
② 熱帯の東風が強まった
7〜8月に熱帯の東風が強まって、台風の卵(熱帯擾乱)ができやすくなりました。
③ 「モンスーンジャイア」ができた
フィリピンの南の海上では、「モンスーンジャイア」と呼ばれる反時計回りの巨大な渦が発生。
この渦によって大量の湿った空気が供給され、台風が発生しやすい環境になったと考えられます。
☀️ 過去いちばん遅い真夏日に
10月21日は、各地で観測史上いちばん遅い真夏日(30℃以上)になりました。
- 東京:30.3℃(これまでの記録は2024年10月19日の30.0℃)
- 大阪:31.2℃(これまでの記録は1933年10月20日の30.5℃)
- 名古屋:31.4℃(これまでの記録は1961年・2024年の10月17日)
☀️ 東京の夏日、過去最多の16日
10月に東京で夏日(25℃以上)になったのは16日。これまで最多だった2024年の15日を超えて、過去最多になりました。
☀️ なんでこんなに暑かったの?
主な理由はこの2つです。
- 太平洋高気圧が強くて、南から暖かい空気が入りやすく、晴れの日も多かった
- 上空の偏西風がいつもより北を流れていて、冷たい空気が日本に入ってきにくかった
🍂 そして急に「木枯らし1号」
暑かったと思ったら、10月28日には東京と近畿で木枯らし1号が吹きました。台風30号から変わった低気圧が東へ離れたあと、北から強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が強まったためです。
木枯らし1号って、実は東京と近畿でしか発表されないんです。基準を満たしたときだけ発表されるので、発表されない年もあって、平年の日も決まっていません。
- 去年は東京・大阪どちらも11月3日
- 10月に発表されたのは、東京は9年ぶり(前回は2017年10月30日)、大阪は5年ぶり(前回は2021年10月23日)
- 2000年以降で10月中に発表されたのは、東京で7回、大阪で11回。ふだんは11月のほうが多いんです
📉 10月の気圧は落ち着いていた?
10月は高気圧におおわれる日が多く、気圧がガクッと下がる日は少なめでした。
- 前半:台風27号・28号が東の海上を通りましたが、気圧が大きく下がったのは3日間くらい
- 後半:低気圧や台風30号が近づいて気圧が下がる日もありましたが、中心は北日本。東日本・西日本では2〜4日ほどでした
頭痛ーるで「警戒」が出た日数(10月28日まで)
- 札幌:11日間
- 東京:7日間
- 大阪:3日間
- 福岡:2日間
札幌では11日間と、東京・大阪・福岡に比べて「警戒」が現れた日が多くなりました。
11月は季節が一気に進みそうです。気温や気圧の変化に、無理せず付き合っていきましょう🍀
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