5月の気象病~新生活のストレスによる五月病に注意 ~

5月に現れやすい気象病と体調管理

五月病

「五月病」は、医学的な病名ではなく、5月のゴールデンウィーク後に軽い鬱のような症状に見舞われることをいいます。

4月に入学や就職、職場の異動や転勤などで新しい生活をスタートし、慣れないことも多く知らず知らずのうちにストレスがたまったり、無理をしてしまうことも少なくありません。
このような状態で1ヵ月が過ぎ、5月の連休を過ぎた頃から「身体のだるさ」「疲れやすさ」「意欲がわかない」「よく眠れない」「食欲がない」「頭痛、腹痛」などの症状が現れることがあるのです。

また、天気が安定しない時は気圧変化などによる身体への影響も加わります。

五月病を防ぐには、ストレスは必ずあるものと認識して、ストレスと上手につきあうようにすることが大切です。

  • 十分な睡眠をとる
  • 疲れたときは無理せず休む
  • 物事を深刻にとらえ過ぎず、失敗はつきものと気を楽に持つようにする
  • ひとりで悩みを抱え込まずに、身近な人に相談するようにする
  • 自分に合ったストレス解消法を見つける

春の紫外線

5月の晴天はさわやかでとても気持ちよく感じられますが、日差しが強まり紫外線に注意が必要です。

紫外線は波長によって分類され、UV-A波は皮膚の深い真皮層まで届き、肌の弾力を作るコラーゲン等を破壊するため、しわやたるみなど肌の老化を引き起こす原因となります。
UV-B波は皮膚の表面に届き、皮膚や眼に有害で、日焼けを起こしたり皮膚がんの原因となります。

紫外線量は5月から強まり始め9月まで強い状態が続くため、5月から紫外線対策を行う必要があります。

紫外線対策の基本は紫外線を浴びないことですが、紫外線を100%カットすることは不可能でのため、なるべく紫外線を浴びない工夫が重要です。

  • 紫外線の強い時間帯(午前10時から午後2時)はなるべく外出を控える
  • 日傘をさして身体への紫外線量を小さくする
  • サングラスをかけて眼に入る紫外線量を小さくする
  • つばの広い帽子をかぶり、顔への紫外線量を小さくする
  • 長袖を着たり、手袋をするなど肌への紫外線量を小さくする
  • 日焼け止めを正しく使用して紫外線から肌を守る

5月に起こりやすい症状と原因を理解して、体調管理を行うようにしましょう。

【参考文献】
大阪府医師会 げんき情報 五月病
日本成人病予防協会 健康管理コラム 紫外線から身を守る方法

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この記事の監修者
頭痛ーる編集部
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