気象病を抗めまい薬で予防する

気象病頭痛めまい薬
気象病の症状がある人は、そうでない人よりも内耳が敏感です。大気中の気圧が乱れると、ほかの人が感じない微妙な気圧の変化に内耳の中にある気圧センサーが過剰に反応し、めまいや耳鳴り、吐き気などの症状が現れます。また、もともと持っている痛みの感覚を呼び起こすことにつながっています。

痛みが発生する予兆であるめまいや気持ち悪さなどの変調を感じとった際に、抗めまい薬を飲むことが勧められています。

抗めまい薬がいい理由とは?

抗めまい薬は内耳の血液の循環を改善する作用があり、神経の興奮を抑えることで、めまい以外の症状を改善する効果があります。

めまいや耳鳴りなどの予兆が現れはじめた時点で抗めまい薬を飲むことによって、その後に続く痛みの発生を抑える効果が期待できます。

どう予防する?

頭痛ーるでめまいが起こる可能性のあるタイミングを確認して、寝る前などに抗めまい薬を服用するのも効果があるようです。

どう治す?

市販の酔い止め薬で効果がある方もいるそうですが、内耳に作用する成分が入っているものや吐き気やむかつきを緩和させる成分が入っているものなど種類があり、人によって効果に差があるので、薬剤師に相談して購入しましょう。

漢方薬

漢方薬を使って治す場合もあります。
五苓散(ごれいさん)は水分の循環を改善して、無駄な水分を取り除く作用があります。むくみ、めまい、頭痛、吐き気などに用いられます。

また半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)も五苓散(ごれいさん)と同様に水分の循環を改善して、無駄な水分を取り除く作用があります。頭痛や頭重感、吐き気や嘔吐、手足の冷えなどをともなうときに用います。普段から胃腸が弱く、冷え性で体力のあまりない人に向いています。

この記事の監修者



舟久保 恵美


慶應義塾大学医学部神経内科非常勤講師/医学博士/保健師/健康気象アドバイザー

名古屋大学環境医学研究所にて、天気と痛みの関係について研究し、医学博士号を取得。
日本で唯一の低気圧頭痛を専門にする産業保健師(現在、内田洋行グループ企業の従業員の健康管理を行っている)。

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