ペットと気象病Vol.21:春先に増える不調とは?ペットの体調管理ポイント

冬から春へと季節が移り変わる時期は、人と同じように犬や猫にとっても体調を崩しやすい季節です。
寒暖差や環境の変化が重なるため、ちょっとした不調がみられることも少なくありません。
今回は、飼い主さまにぜひ知っておいていただきたい「季節の変わり目に気をつけたいポイント」をご紹介します。
気温差による体調への影響に注意
まず大きな要因となるのが、気温差による体調への影響です。
冬の冷え込みが残る一方で、日中は急に暖かくなる日も増えてきます。
この寒暖差は自律神経のバランスを乱しやすく、食欲の低下、元気消失、軟便や下痢などの原因になることがあります。
特にシニア期の子や持病のある子は影響を受けやすいため、室温を一定に保ち、冷えすぎや急な暖まりすぎを防ぐことが大切です。

皮膚トラブルが増えやすい季節
冬の乾燥による皮膚バリアの低下に加え、春になると花粉やほこり、ダニなどのアレルゲンが増えてきます。
そのため、この時期はかゆみ、赤み、フケ、脱毛といった症状が目立つことがあります。
ブラッシングや適切な保湿ケアを行い、かゆみが強い場合は早めに動物病院へ相談しましょう。
ノミ・マダニ予防は春前からスタート
気温が上がり始めると、ノミやマダニの活動が活発になります。
春はまだ油断しがちですが、実は感染リスクが高まり始めるタイミングです。
予防薬の開始時期を見直し、散歩後の被毛チェックを習慣にすることで、寄生虫トラブルを防ぐことができます。
環境の変化によるストレスにも配慮
は引っ越し、来客の増加、飼い主さまの生活リズムの変化など、環境の変動が多い季節です。
こうした変化は動物にとって大きなストレスとなり、食欲不振や問題行動、体調不良につながることがあります。
なるべく生活リズムを一定に保ち、安心できる居場所を確保してあげることが重要です。
「なんとなく不調」を見逃さないことが大切
この季節は「なんとなく元気がない」「食欲が少し落ちた」といった曖昧な症状が出やすい時期でもあります。
単なる季節変動と思い込まず、様子が続く場合は早めの受診が安心です。
マダニを見つけたら?
ペットにマダニが付着していても、無理に取ろうとするのは危険です。
口器が皮膚に残ったり、病原体が体内に入りやすくなる可能性があります。
動物病院では無理に取らず、ダニの駆除薬(ノミダニの予防薬)を投与し、自然に落ちることを待つ方法を取ることもあります。
マダニを見つけたら動物病院に相談するようにしましょう。
まとめ
季節の変わり目は、体調管理の“分かれ道”ともいえる大切な時期です。
日々の天気の変化は、頭痛ーるで確認すると便利です。
日々のちょっとした変化に気づくことが、愛犬・愛猫の健康を守る第一歩となります。
春を元気に迎えられるよう、今の時期からやさしく体調をサポートしてあげましょう。

