緊張性頭痛の特徴と対処方法


緊張性頭痛は 痛みの継続時間が30分~7日間続いたり、頻度も月数回~15日以上と個人差が大きくなる。片頭痛と大きく違い、締め付けられるような非拍動性の頭痛で、片側ではなく、両側で鈍い痛みを伴います。吐き気を伴うこともなく、頭痛のために日常生活に支障が出ても痛みが増幅することなく、長期間寝込む事もありません。

【原因】

身体的なストレスとして、長時間のデスクワークや車の運転などのように、前かがみで同じ姿勢を続けた事によって、血行が悪くなり酸素や栄養分の供給が不十分となります。その結果、首や頭の筋肉が緊張し、頭痛が起こりやすくなります。血行が悪くなると血流が悪化するため、肩や首を冷やしすぎない事も大切です。また、枕の高さが合わない事も首の神経を圧迫し、負担が大きくなりますので一度見なおしてみましょう。
身体的な面だけでなく、精神的なストレスを抱えやすい真面目で神経質なタイプに多いのも特徴です。現代社会の問題点として挙げられる人間関係や仕事のプレッシャー、悩みなどで神経や筋肉が緊張する事によっても頭痛が引き起こされることがありますので、注意が必用です。

【症状】

・後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような重苦しい痛み
・毎日のように朝から晩まで一定の鈍い痛みが続く
・頭を圧迫されたり、ハチマキを強く引き締めたような痛み
・肩や首のコリ、目の疲れを伴う
・パソコンなどのデスクワーク後の帰る夕方頃に痛むことが多い
・軽いめまいを伴う事がある

【対処法】

・普段の姿勢やデスクワークの姿勢、ストレスなど緊張性頭痛の原因となる習慣を改善し ていきましょう。
・頭痛体操や軽めの運動やストレッチなどで血行を良くしよう。
(片頭痛の人と対処法が異なるため、自分のタイプをよく知ろう!)
・市販薬を使う場合の緊張性型頭痛は、ダラダラと長い痛みを伴うため、イブプロフェン 配合のもので、痛みを鎮静化させましょう。

【予防法】

・入浴等で首や肩の周りを蒸しタオルで温めたり、ストレッチやマッサージをすると血行 が良くなり、筋肉の緊張がほぐれるので効果的です。
・夏の冷房などで肩や首を冷やさないように、寒くなる前に上着を用意しましょう。
・普段から同じ姿勢を続けないように、長時間のデスクワークをされる方は適度に休憩を 入れながら、仕事に気をつけましょう。オフィスで出来るストレッチも有効です。
・ストレスをため込まないように心がけて、普段の生活を見直しましょう。


【参考サイト・文献】
■きょうの健康『慢性頭痛 最善の対処「緊張型頭痛」』NHK健康ホームページ(2016年
11月現在)
■きょうの健康『長引く頭痛 対処法「自分でできる緊張型頭痛対策」』NHK健康ホームページ(2015年3月現在)
■第42回 日本頭痛学会総会 市民公開講座 講演記録
■日本神経学会・日本頭痛学会 監修 『慢性頭痛の診療ガイドライン2013』
■日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会 訳 (2014)『国際頭痛分類第3版beta版』
■日本頭痛学会HP

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